現場の様子 R7.7
- romane1977
- 12 分前
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河北郡津幡町字田屋 地内
植生基材吹付工
炎天下の法面工事
今回は、真夏の炎天下で行われた法面工事の様子をお届けします。
暑さとの戦い、そして緑化への取り組み――現場のリアルを少しだけ覗いてみませんか?
■ 炎天下の作業、空調服と熱中症対策が命綱
7月の現場は、まさに灼熱地獄。気温35℃を超える日もあり、作業員の安全確保が最優先です。
空調服は今や必須アイテム。背中のファンが風を送り、体温上昇を防ぎます。
テントや扇風機を設置し、休憩時にはしっかりクールダウン。
日陰のある時間帯は、現場全体がホッとするひととき。作業のペースも自然と落ち着きます。
もちろん、水分・塩分補給も徹底。熱中症対策は、チーム全員で取り組む“命を守る仕事”です。
■ 夏の法面工事、服装にも知恵と工夫
真夏の法面工事では、服装ひとつにも現場の知恵が詰まっています。安全性と作業効率を両立するため、作業員たちは以下のような装備で臨んでいます。
タオルの上にヘルメット
汗や髪が目に入ると作業の妨げになるため、頭にタオルを巻いた上からヘルメットを装着。吸汗性の高いタオルが、快適さと集中力を支えます。
斜面工事用のスパイクブーツ
急傾斜でもしっかり踏ん張れるよう、スパイク付きのブーツを着用。滑落防止の要です。
安全帯と一体型の腰袋
工具や資材をすぐに取り出せるよう、腰袋は安全帯と一体型。動きやすさと安全性を両立しています。
雨具(ノズルマン用)
吹付工のノズルマンは、植生基材の跳ね返りによる汚れ防止のため、雨具を着用。ただし、夏場の雨具は非常に暑く、蒸れとの戦いでもあります。通気性の良い素材や、こまめな休憩が欠かせません。
現場では「安全は、日々の積み重ねから」。
何気なく見える装備でも、すべてが「安全に、確実に、早く」を支えるための選択なのです。